マサトです。
パラリーガルは、基本的にデスクワークなので事務所にいることがほとんどです。
しかし、場合によっては役所や銀行などにお出かけをすることもあります。
その際に、身分証の提示を求められることがあり、運転免許証などがあればそれでも対応は可能です。
しかし、プライベートの身分証を提示するのは、少し抵抗がありますよね?
その際に役立つのが、パラリーガルの身分証です。
「パラリーガルにも、身分証ってあるんですか?」
「パラリーガルの身分証は、どうやって発行するんですか?」
パラリーガルの身分証は、弁護士会で発行可能です。
仕事内容によっては、全く使用しない可能性もありますが、あればいざというときに役立ちます。
本日は、パラリーガルの身分証についてお話しします。
パラリーガルの身分証は役所に行くときなどに役立つ

パラリーガルの身分証は、どんな時に利用するんですか?

役所や銀行などで身分確認を求めらえれた際に、役に立ちます。
パラリーガルの身分証の正式名称は、「法律事務所事務職員身分証明書」といいます。
弁護士会で発行が可能です。
パラリーガルは、仕事柄役所や銀行に行くこともあります。
個人情報満載の書類を取り扱うので、厳しく身分確認を求められるのです。
免許証などでも対応可能なのですが、最近は免許を取得していないという人も珍しくありません。
身分の確認ができないと、その仕事だけ他の人にお願いするなど、非常に効率が悪くなります。
そんな時、パラリーガルの身分証があれば困ることはありません。
また、裁判所に入る際には手荷物の検査を受ける必要がありますが、パラリーガルの身分証を持っていれば手荷物検査を受けずに入庁できます。
パラリーガルの身分証は弁護士会で発行する

パラリーガルの身分証は、どこで発行してもらえるんですか?

所属弁護士会で発行してもらえます。
パラリーガルの身分証は、所属弁護士会で発行可能です。
申請書がありますので、必要事項を記入し添付書類を一緒に提出します。
必要となるのは、顔写真と住民票の写し、身分証明書です。
手数料は、3000円となります。
弁護士会によって違いがあると思いますので、事前に確認していただいたほうがいいと思います。
完成したら、弁護士会に受け取りに行きますが、受取は原則弁護士である必要があります。
委任状などがあれば、事務員でも受取可能です。
ここも、弁護士会によって運用が異なりますので、ご確認ください。
パラリーガルの身分証には期限があり、通常は5年です。
更新が必要になりますので、ご注意ください。
まとめ
パラリーガルの身分証は、発行に手間も手数料もかかりますし更新も必要になります。
しかし、長い目でみたらメリットのほうが圧倒的に大きいので、積極的に活用したほういいでしょう。
今後、パラリーガルの地位向上のためにも、パラリーガルの身分証の活躍の場が増えてほしいなと思っています。