パラリーガルの仕事に部署MTGは必須!週に1回のMTGの内容とは

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パラリーガル

マサトです。

どんな仕事をしていても、MTGは必ず行っていると思います。

朝礼という形式もあれば、1対1で行うものもあるでしょう。

その中でも、部署単位での全体MTGは最も重要な意味を持ちます。

本日は、パラリーガルがどのようなMTGを行っているかについて、お話しします。

 

「パラリーガルのMTGは、どんなことを話しているの?」

「パラリーガルのMTGには、弁護士も参加するの?」

 

パラリーガルの仕事において、部署MTGは貴重な時間です。

なぜなら、パラリーガルは職人のように個々で業務を遂行することが多いため、MTGを行わないと自分だけの狭い範囲でしか仕事をしません。

そうなると、事務所の目標などを見失ったり、自分独自の仕事のやり方に固執してしまい、パラリーガルとしての成長が望めないのです。

本記事を読んでいただき、パラリーガルとしての成長に繋げていただければと思います。

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パラリーガルの部署MTGには2種類ある

パラリーガルのMTGは、どんなものなんですか?

大きく分けると、共有・確認のためのMTGと議論が必要になるMTGの2つがあります。

パラリーガルの仕事において、部署MTGは2種類に分かれます。

現在の案件数や解決事例、部署目標などを共有・確認するMTGと、問題を出し合い解決方法を議論するMTGです。

より重要なのは、前者の共有・確認するMTGの方となります。

なぜなら、現状の把握や目標の理解がないと、問題解決などできるはずがないからです。

通常、MTGというと共有・確認するMTGのことを指します。

たまに、両方を一緒に行っているケースを目にしますが、非常に効率が悪くなります。

話が飛んでしまい、度々議論に発展してしまう。

スタッフも、MTGの目的が共有なのか議論なのかわからなくなり、モチベーションが下がる。

結果、何時間も時間を浪費してしまい、得るものもほとんどないという事態になってしまうのです。

管理者にファシリテーションのスキルがあるのであれば、両方一緒に行ってもいいと思います。

問題解決のMTGでは、例えば生産性向上の方法などについて意見を出し合い、解決方法を決めます。

生産性向上は、パラリーガルの仕事において重要なことです。

詳しくは、こちらの記事をお読みください。

パラリーガルのMTGの参加者は部署単位

パラリーガルのMTGには、弁護士も参加するのですか?

通常は、部署MTGに弁護士が参加することはありません。

パラリーガルの仕事は、法律事務を行っているパラリーガルだけではなく、管理者、契約社員、派遣社員、アルバイトなど、多くのスタッフが関係します。

部署MTGの場合は、弁護士は参加せず、部署のスタッフ全員が参加するのが普通です。

管理者は、進行役として参加するのが当然ですよね。

パラリーガルの管理者の仕事については、こちらの記事をお読みください。

アシスタントと呼ばれる、正社員以外のスタッフについても、MTGには参加すべきです。

部署全体で共有・確認することで、全体の共通認識を統一することができ、最大のパフォーマンスを発揮することができるからです。

共有・確認するMTGの内容は大きく4つ

MTGでは、具体的にどんなことを共有するのですか?

大きく分けて4つあります。

共有・確認するMTGが、パラリーガルの仕事において重要だとお伝えしました。

では、具体的にどんな内容について話をしているのでしょうか。

大きく分けると以下の4つです。

目標の確認

パラリーガルの仕事にも、目標は存在します。

営業の仕事でいうところの、売り上げ目標ですね。

パラリーガルの場合は、事件処理数やスキル向上となります。

しかし、それは個々の目標ですよね。

個々の目標の上位には、部署目標が存在します。

そして、部署目標の上位には部門目標があるのです。

最終的には、事務所の目標というのが最上位にきます。

それを、しっかりとスタッフに浸透させることが必要です。

進むべき方向を、しつこいくらいに確認しておくことで、スタッフがバラバラの方向をみることがなくなります。

現状把握

現在の部署全体の案件数や、個々の持ち件数などを把握します。

毎週、何件くらいの案件が入ってくるのか、何件くらい処理しているのか、他のパラリーガルは何件くらい案件を持っているのかなどです。

例えば、自分は今50件持っていて、結構業務量的にきついなと感じている。

しかし、Aさんは80件持っているのに余裕がありそうだ。

この差はなんだろう。

このように、他のスタッフとの比較をすることで、気づきに繋がることもあります。

将来予測

現状を把握したら、今後の予測を共有します。

今後、案件数が増えるの減るのか横ばいなのか、それがわからないとスタッフも不安になりますよね。

今後はこういうふうになりますよということを共有することで、スタッフも色々と考えることができます。

もっと効率を上げないといけない、少し余裕ができそうだから研修でも受けようかなど。

事例の共有

冒頭でもお伝えしたように、パラリーガルの仕事は職人のようなものです。

自分の案件しか見ていないと、知見が広がりません。

他のパラリーガルが処理した案件を共有することで、新しい発見があったりします。

あの裁判所にこんなことを言われた、あの案件の処理にはこんな方法があった、あの弁護士とはこういうふうに業務を行えばいい。

そういったことを共有することで、個々のスキルアップに繋がり、部署全体のスキルアップに繋がるのです。

MTGの頻度は週に1回がベスト

MTGは、月に1回ではダメなのですか?

月に1回では、タイムリーに情報共有できませんし、コミュニケーション頻度も足りません。

部署MTGの頻度は、月に1回がベストです。

MTGの時間は、30分から1時間は必要になります。

毎日だとやりすぎですし、月に1回だと少なすぎます。

1週間では、あまり状況に変化がないと思うかもしれませんが、全く何も新しいことがないということはありません。

週に1回、タイムリーに共有することが大切です。

また、個々で仕事しているパラリーガルは、他のスタッフとのコミュニケーションも薄くなりがちです。

週に1回のMTGを、コミュニケーションの場として活用すれば、チームとしての一体感も増していくことでしょう。

まとめ

パラリーガルの仕事は、チームで行うことで飛躍的に成長スピードが高まります。

自分で調べて、自分で解決するというのは大事なことですが、それだけではパラリーガルとして不十分です。

自分で調べたことを、他のスタッフにも共有してチーム全体で成長する。

他の人の知識を積極的に吸収する。

チームで成長していこうとする姿勢を持つことで、自分自身も成長していくことができるのです。

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