パラリーガルに必要なスキルとは?専門性以外にも必要なスキルがある

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パラリーガル

どうも、マサトです。

パラリーガルは、専門性を身に着けられる仕事です。

専門性を高めていくことが、一つの目標ではあります。

では、専門性以外に必要なスキルはないのでしょうか?

 

本日は、パラリーガルに必要なスキルについてお話しします。

 

「パラリーガルには、どんなスキルが必要ですか?」

「専門性を高めていくことだけではダメなんですか?」

 

パラリーガルにとって、専門性を高めていくことは当然のことです。

経験を積んでいけば、自然と専門性は高まります。

それだけでも、パラリーガルとしての価値は上がっていくでしょう。

しかし、今求められているパラリーガルは、専門性が高いだけのパラリーガルではないのです。

本記事では、パラリーガルに必要なスキルについて解説します。

パラリーガルとしてより成長するための、参考にしていただければと思います。

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パラリーガルには専門性以外にも必要なスキルがある

パラリーガルは、専門性だけを磨けば評価されるんじゃないんですか?

そんなことはありません。専門性だけでは、一人前のパラリーガルとは呼べないです。

パラリーガルといえば、専門性を身に着けられる仕事というイメージがあると思います。

その通りで、法律知識を活かして弁護士をサポートするこの仕事は、専門性を高めていくことが重要です。

この専門性が、パラリーガルの地位が上がらない原因の1つだと考えています。

なぜなら、専門性だけを求めていくと、法律事務しかできなくなってしまうからです。

もちろん、法律事務だけできればいいという事務所もあるとは思います。

しかし、それではパラリーガルの社会的な地位は、いつまでたっても上がりません。

業務改善をして生産性を向上させる、後輩を指導して一人前に育てる、弁護士の求めていること読み取り行動する、他者と協力して目標を達成する。

そういった、社会人としてのスキルが今のパラリーガルには求められています。

社会人としてのスキルを身に付けることで、専門性も最大限に発揮することができるのです。

では、具体的にどういったスキルが必要なのかをみていきます。

自走力はパラリーガルに必須

自走力ってどんな意味ですか?

自分で考え動いていくスキルです。

自走力とは、自分で考え結論を出し、自ら動いていくスキルです。

極端に言えば、放っておいても仕事を完遂する力があるということ。

自分で考えて目標を立て、そのために何をすればいいのか、何が必要なのかを熟考し、行動に移す。

軌道修正が必要になれば、また考える。

上司やチームメイトへの報連相もきっちり行うことができる。

自走力というスキルは、決して自分勝手に行動するという意味ではありません。

全体を見た上で、自ら進んでいくことができるということです。

パラリーガルは、専門性が高いがゆえに学ぶことも多いです。

OJTで学ぶことが基本ではありますが、必要なことを自分で調べることも大切です。

自走力というスキルを持ったパラリーガルは、成長が早いです。

問題解決力も意外に役立つ

問題解決力なんて、パラリーガルに必要なんですか?

必要です。結果的に、専門性を磨くことにも繋がります。

問題解決力は、社会人の基本的スキルで、ある程度体系化されています。

問題の抽出、原因分析、解決策の提示、課題設定、実行、振り返り。

この一連の流れを利用して、業務改善を行うスキルがパラリーガルにも必要です。

専門性ばかりに気を取られてしまうと、非常に業務効率が落ちてしまいます。

専門性を追求すると、どこまででも掘り下げることができるからです。

例えば、経理処理の効率が悪く、そこに時間がかかっていたとします。

パラリーガルは専門性が大事だから経理処理は関係ないと放置してしまったら、パラリーガル失格です。

業務効率が悪いまま、専門性にだけ多大な時間を割いていくことになります。

そうではなく、経理処理を効率化させるための方法を考え、実行して業務効率を上げる。

業務効率を上げることで、浮いた時間ができますよね。

その時間を、専門性の向上に充てる。

そういった問題解決のスキルが、パラリーガルにも求められます。

先見力が業務の質を高める

そんなに先のことまで見る能力が要るのですか?

そこまで先ではありません。少し先を見るスキルが必要なんです。

先見力のスキルといっても、そんな先まで見る必要はありません。

少し先のことを考えて行動するだけでいいのです。

次に何をすべきなのかを、先回りして考え行動するスキルということですね。

事件処理においては、非常に重要なスキルです。

パラリーガルは、弁護士が望むであろう行動を予測し、動くことが求められます。

弁護士の指示を待って行動することしかできないのであれば、パラリーガルとは呼べません。

指示がある前に書面を作成しておく、必要事項を確認しておく、聞かれるであろうことを調べておくということができて、パラリーガルです。

もちろん、最初からそんなことはできません。

しかし、意識することはできます。

日々そういった意識を持って行動していれば、経験や知識が身に付いてくると、いい動きができるようになります。

まとめ

今回は、3つのスキルに絞りました。

しかし、他にも求められるスキルはたくさんあります。

専門性は、年数を重ねれば自然と身に付いていきます。

大事なのは、専門性を最大限に活かすスキルを身に付けることです。

そういった意識をもって、パラリーガルの仕事をしてもらえれば、いずれパラリーガルの社会的地位も上がっていくと思います。

パラリーガルの仕事を詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。

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