マサトです。
借金は、収入さえあれば誰でもできます。
収入の金額によって借入額は違いますが、借金自体は学生だって可能です。
実は、最近若い人の債務整理が増えています。
本日は、子供が借金をしていた場合の親の対応についてお話しします。
「子供が借金していることが発覚したのですが、どうしたらいいですか?」
「子供の借金は、親が返済しないといけないのでしょうか?」
子供が借金で四苦八苦している。
親としては、当然心配になりますよね。
対応方法は色々とありますが、子供にとって何が良い方法なのかを考えなくてはなりません。
本記事では、子供の借金に親がどんな対応できるのかを解説します。
子供の借金の理由を確認する

子供が借金していることがわかったのですが、まずはどうしたらいいでしょうか?

まずは、借金の原因を確認してください。
借金というのは、全てが悪いものではありません。
車や家のローン、カードでのショッピングなども、ある意味では借金になるわけですが、返済さえできていれば何の問題もないです。
むしろ、必要な借金とも言えるでしょう。
しかし、返済できない状況になってしまったり、なんとか返済できているけど全く元金が減らない状況の場合は、返済不能になっているということです。
なぜそのような状況になってしまったのか、まずはそこから確認しましょう。
理由がなんであれ、借金があることに変わりはありませんが、根本的な原因があるならそこを解決しないと、また同じことが起こります。
簡単には理由を話してくれないでしょうし、嘘をつかれることもあるかもしれませんが、根気よく確認してください。
そして、対応が可能であればその根本的な原因を解決してあげましょう。
子供の借金の内容を把握する

ギャンブルが原因で借金したようです。次は何をしたらいいですか?

借金の全体像を把握してください。
理由を確認したら、借金の内容を確認します。
発覚した借金は、全体の一部だけかもしれません。
全体でいくらの借金があるのか、どこから借りているのか、いつから借りているのかなど、内容を把握しましょう。
最悪なのは、ヤミ金などから借りている場合です。
ヤミ金は、貸付自体が違法なので返済する義務はありません。
しかし、普通の債権者とは違い特別な対応が必要になります。
借金の詳しい内容を把握し、最適な対応を検討するようにしましょう。
子供の借金に対する対応

親としては、どのような対応方法がありますか?

代わりに返済するか、債務整理をすすめるかの2択だと思います。まずは、専門家に相談するのがベストです。
借金の詳しい内容を把握したら、対応を考えます。
親としてできることは、おそらく次の2つになるでしょう。
代わりに返済する
子供の借金を、親が払わなければならない理由はありません。
保証人になっていたり、相続したりすれば別ですが、そういった事情がないのであれば、親にはなんの義務もないです。
とはいえ、親として払えるものなら払ってあげたいという気持ちもあると思います。
全額支払えるだけの余裕があるのであれば、全額支払ってしまってもいいでしょう。
そして、親に毎月返済させるという方法もあります。
そうすれば、利息が付かないので子供としては助かるはずです。
一部だけ支払うのであれば、闇金や提訴されている債権者などから優先して支払うのがベストです。
闇金の場合は、子供の職場や親の職場にまで連絡がくることもあります。
提訴されている場合は、最終的に給与を差し押さえされる可能性もあるので、影響が大きい債権者を片付けておいたほうがいいです。
債務整理をすすめる
親として、ただ代わりに返済してあげるのは甘いという考えもあります。
子供に、社会人としてきっちり責任を取らせるのであれば、債務整理をすすめましょう。
専門家に相談すれば、最適な方法を提案してくれます。
相談に同席することも可能ですし、手続の進行具合を共有することもできます。
債務を代わりに支払うのではなく、弁護士費用を負担してあげるくらいであれば、金額もそこまで大きくなることはありません。
また、場合によっては個人再生で債務を圧縮できたり、自己破産で債務をゼロにできる可能性もあります。
債務整理の手続については、こちらの記事をお読みください。
代わりに支払ってあげるにしても、まずは専門家に相談したほうがいいです。
それからでも、代わりに支払ってあげることはできます。
まとめ
子供の借金が発覚したら、まずは専門家に相談してください。
専門家に依頼せず、家族で解決したいという思いもあるかもしれませんが、払う必要のない借金まで払ってしまうことになるかもしれません。
借金の相談は無料なので、まずは相談して最適な方法を見つけることが大切です。
今すぐに相談したいという方は、こちらの記事をお読みください。
基本的には、本人との面談が必要になりますので、必ず子供と一緒に面談に行く必要があります。
もちろん、子供だけでも問題はありませんが、心配であれば同席することをおすすめします。
親ができる対応は色々とありますが、一緒に解決していくのが重要だと思います。