マサトです。
最近は、債務整理をした時の和解状況が厳しくなってきています。
業者も、生き残っていくために必死なのでしょう。
前回は、アコムの和解状況について詳しく解説いたしました。
詳細は、こちらの記事をお読みください。
今回はプロミスの和解状況についてお話しします。
「プロミスの和解状況は厳しいの?」
「プロミスの債務整理には、メリットあるの?」
業者ごとの和解状況を把握することで、債務整理をした時の返済している状況をイメージすることができます。
先が見えないと、債務整理をすること自体に不安を感じてしまいますよね。
本記事では、プロミスの和解状況について詳しく解説しています。
債務整理をするかどうかで悩んでいる方は、是非参考にしてください。
プロミスとは

プロミスは、同じ大手のアコムと比べて和解条件はどうなんですか?

アコムに比べたら、比較的柔軟に対応してくれます。
プロミスは、アコムと並んで誰でも知っている大手の消費者金融です。
正式名称は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社といいます。
三井住友の系列のため、三井住友銀行のカードローンを利用している方が債務整理をすると、プロミスが代位弁済を行い債権がプロミスに移ることとなります。
したがって、三井住友銀行のカードローンを利用している方が債務整理をすると、最終的にはプロミスと和解をすることとなるのです。
プロミスの和解総額は元金ではない

和解総額は、アコムと同じように和解提案日までの利息が付加されるのですか?

その通りです。例外的に、和解日までの利息が付加されるケースもあります。
和解総額は、利息がどの時点まで付加されるのかによって決まります。
プロミスの債務整理の場合は、アコムと同様に和解提案日までの利息が付加されるのが一般的です。
例えば、2020年7月1日に代理人からプロミスに受任通知を送付し、10月1日に和解提案書を送付したとすると、3か月分の利息が付加されます。
ただし、例外があります。
取引期間が短い場合です。
例えば、借りてから1年以内に債務整理をした場合などは、和解日までの利息が付加されます。
通常、提案してから和解するまでは長いと数週間開きがあるので、若干和解総額が増えることとなります。
また、プロミスの場合は1点注意が必要です。
先ほど、三井住友銀行のカードローンについて債務整理をすると、プロミスに債権が移るとお伝えしました。
そうなった場合、元々プロミスから借りていた債務と三井住友銀行から移った債務については、別々に和解をすることとなります。
和解の窓口は一緒ですが、和解書は別々に作成されることとなるので、最終的にプロミスとの和解書が2枚手元にくることになるのです。
プロミスとの和解の分割回数は原則60回以内

分割回数は、やはり60回が限度ですか?

原則は60回になりますが、60回以上についても比較的柔軟に対応してくれます。
プロミスの債務整理の場合は、原則60回まで認められます。
場合によっては、60回を超える回数であっても柔軟に対応してくれることが多いです。
和解状況が厳しくなっている今では、非常に優しい業者だと言えるでしょう。
ただし、やはり取引期間が短い場合は条件が厳しくなりますので、注意が必要です。
プロミスとの和解は原則将来利息はつかない

プロミスの場合、将来利息についてはどうなんですか?

まず主張されることはありませんので、安心してください。
プロミスの債務整理の場合は、将来利息を主張されることはまずありません。
この点でも、プロミスは優しい業者だと言えます。
取引期間が短い場合であっても、プロミスの場合であれば将来利息については心配しなくてもいいでしょう。
プロミスからの個人情報の聞き取りは原則なし

勤務先なども、詳しく教えないといけないですか?

プロミスの場合は、勤務先の確認までは基本的にされません。
プロミスの債務整理の場合は、住所や電話番号といった基本情報のみ確認されます。
これは、あくまでも間違っていないかの確認という意味合いが強いので、そこまで気にする必要はありません。
ただし、返済回数が60回を超える場合は、家計収支などの詳細を聞かれます。
60回を超える長期の返済になるのであれば、しっかりとした確認が必要になるということです。
まとめ
プロミスとの債務整理は、アコムに比べたらスムーズに進むと思います。
消費者金融の中では、柔軟に対応してくれる業者ですので、債務整理をすることのメリットは十分にあるでしょう。
ただ、依頼する事務所によって和解内容が変わるという点は、どの業者でも変わりありません。
債務整理の実績がある事務所に依頼をすることで、ベストな選択をすることができます。
債務整理の実績がある事務所に依頼したいという方は、こちらの記事をお読みください。